一般情報

人口および面積

南原市の人口は2024.03.31.基準、76,350人(男子37,465/女子38,885)で、全羅北道特別自治道の人口の4.50%を占めており、23ヶ邑面洞の中で道通洞が16,373人で一番多く、徳果面が900人で一番少ない。南原市の面積は752.21㎢で、全羅北道特別自治道(8,062.98㎢)の9.4%を占めており、国立公園によって、智異山を多く含めている山内面の面積が一番広い。総面積の中、耕地が171.50㎢(田40.20㎢、水田131.30㎢)、林野483.90㎢、大地11.30㎢、工場用地0.99㎢、その他85.09㎢である。

行政区域

南原市の行政区域は1邑15面7洞であり、下部組織としては180法定里・洞、505行政里・統、1450班がある。
※ 1995年1月1日、南原市と南原郡が南原市に統合されました。

地域特性

位置

南原市は朝鮮半島の西南部内陸、全北特別自治道の東南部、小白山脈の西斜面の広い盆地に位置し、市の東南側は智異山の主な稜線を境界に慶南の河東郡および全南の求礼郡と北東部は慶南の咸陽郡と接し、西側は任実郡・淳昌郡、そして北側は長水郡と隣接し、南側の一部は蟾津江を境界に全南の谷城と接している。

地理的に全羅南道・慶尚南道と接する特徴を持っている南原市は、88高速道路、順天-完州高速道路、全羅線鉄道、そして3ヶ国道路線(17、19、24号)が通過し、湖南と嶺南をつながる内陸の関門であり、文化的・経済的な接触地帯である。

Namwon city location
所在地 経度と緯度の極点 延長距離
地名 極点
全北特別自治道南原市市庁路60 東端 山内面中黄里 東經: 127° 40′ 30″
北緯: 35° 26′ 25″
東→西距離
44.7km
西端 大江面生岩里 東經: 127° 11′ 05″
北緯: 35° 19′ 40″
南端 金池面河道里 東經: 127° 18′ 35″
北緯: 35° 18′ 40″
南→北距離
28.6km
北端 歩節面性時里 東經: 127° 24′ 45″
北緯 : 35° 33′ 25″
 
自然環境
地形・地勢

蘆嶺山脈と小白山脈の間の中山地である南原市の地形は、山地、高原、丘陵、平野に区分される。山地は南東部の智異山地、天皇山(909m)中心が北部の宝節山地、蛟龍山(518m)中心の大江山地に区分され、高原は宝節山地の西斜面、大江山地の東斜面および雲峰邑を中心に分布しており、平野は蟾津江支流である蓼川を介して狭くて長く分布した南原平野と雲峰・阿英・引月に分布された雲峰平野、栗川周辺の沖積地である宝節平野に区分され、丘陵地は山地周辺および南原・雲峰平野周辺に利用されており、畑、果樹園などで利用されているが土地の利用度は低い方である。

天気および気候

南原市は東南端山間の大盆地に位置し、内陸性気候帯に属するため、大体的に穏やかな気候を持っており、冬には大陸性高気圧の影響で寒い日が多く、夏には亜熱帯低気圧および智異山の影響で多雨地域に属し、高原に位置した引月(阿英)地域は山間地域で、亜寒帯性気候性向を見せる。

最近10年間(2003~2012)の平均気温は12.3℃、平均最高気温19.0℃、平均最低気温は6.7℃であり、期間中最高に気温が高かった日は37.0℃('05.07.23)、最低で気温が低かった日は-19.3℃('05.12.18)であった。また、年間降水量は1,432.6mm、降水日数は117.7日だった。